FF14 プレイ日記

FF14を2022年から本格プレイしてる若葉ヒカセンの新鮮な悲鳴(?)をお届けします

変革の波、来る

Abandon all hope, ye who enter here(このブログを読む者はネタバレに対する配慮を求めることを止めよ)(一応、ここに記載はしていますが)
 
貴族と平民と異端者と

 余り時間が無いときは、荷物整理とクエストの消化で終わらせています。ガンブレ取得クエもいつのまにか受注できるようになってたけど、またのちほど。

 アイメリクの役に立つんだ!と下克上を狙ってたひとたちの連続クエがまた発生してたので、そこらへんで受けられるクエを全部平らげてきました。この国を変えなくちゃ…! と恋人を殺され暴走するお嬢さんに振り回されて、あっちこっち行ってはモンスを沸かしては倒し、指定数分倒し。

 まあそんなで移動中、竜が鎖に繋がれて死んでたり、変な盛り上がりだな?と思ったら、やっぱり竜の死骸だったり、というのを見ました。あれは眷属の範疇なのか、あるいは竜なのか。

 クエスト中、名前すら出ないモブNPCはすぐ死ぬし、モブの死体へのNPCの感慨もあっさりしたもので、死への常態化、麻痺感がすごい。

 昔はどんな風景だったのか、想像するのも難しい、何もかも真っ白に塗り潰された極寒の世界では、死は間近すぎるのかもしれない。

 身分など無く、手を取り合っていこう、変革とは上から行われるものだけではなく、下から起こしていくものでもある。みたいな結論でおわりました。なんか物足りなく、綺麗事で済んでしまったな、という印象ですが、与えられている情報量が冒険者と違うから、致し方ないか、という気もしたり。お前が殺したのは同胞である、という事実を、彼らはいつ突きつけられるんだろうか。或いは知らないままなんだろうか。

 

ドラゴンヘッドの空席

 ファルコンネスト方面のクエは大体終わったので、今度は雲海側。風脈が北側にあり、地図を見ても行くルートがないねえ。イシュガルド上層から繋がってるっぽいからクエやるかあ、と、教皇庁のIDへ。

 特に問題も無くさらっと終わりました。上出来。

 んで、とらわれの姫(男)こと、アイメリクを救出したわけですが、いや、あの……えーーー????

 

 オルシュファン、ここで殺す必要ある?????

 

 いや、教皇が踵を返したときに、オルシュファンと冒険者が意味ありげにうなずき合ってた所から、は??? ってなってたんだけど、いや、いや、いやあああああああああああそこで殺す?????

 ムービーで頭装備が強制キャストオフになってたのは、冒険者の表情を見せる為かな。あのやり取り、まんま、恋人みたいな感じでしたけど、いつから俺らそんな仲だったっけ? オルシュファンよ……。

 とはいえ、わたしは、えーーー?とはなったものの、そこまで違和感もなく、この人は恋愛とは別の彩りで冒険者を愛してたんだな…って思えましたけども、うん~~?? ってなった人も多そう。

 しかも、アイメリクが「オルシュファン卿と君、いい仲だったもんな」みたいなニュアンスで語尾を濁すので、ああああいやあああ??? わたしと彼はまったくもってイイ仲と呼べるような間柄ではないが???? って死を悼むどころじゃなかったです。親友というにもまだそんな感ないし、アイメリクの言いっぷりは、恋愛を色濃く匂わせる感じしたしさあ……。いやまあ、恋仲まで進んでる冒険者とオルシュファンがいたって問題ないどころか、それもイイ! って感じありますけど。けど。

 

 いやーーーー。でもねえ、ここで殺す必要ある??(四段落目ぶり二回目) もうこんなだったら、敵に無理矢理竜にさせられたオルシュファンに、エスティニアンから、あいつはもうだめだとか冷徹な言葉を投げつけられて、泣きながらとどめを刺したかった……。最後理性が戻ったオルシュファンがこっちの攻撃を避けることもなく全被弾して、瀕死状態で竜から人へ戻ったあと、イイ攻撃だったぞ……とか腕の中で死んでいくのを前に号泣したかった……。くそう……。物語上、そこまでの必要性もないのに(いまのところ)あっさり殺しやがって……。重傷でもよかったでしょ!!! 14ちゃんそういうとこ!!!!!

 

 まー、オルシュファンね、フォルタン家の家名を背負っていたら、殺されはしなかったんだろうな、と思ったりします。ただそうなると、四大貴族のうちから反逆者が出たってことで座りが悪くなるってのもありそうですが。

 今後、ブロントフェイスのNPCに、オルシュファンを重ねてしまうんだろうな。さびしい。

 

罪は引き継いでゆくものか?

 アイメリクと教皇、親子ということはまことしやかに囁かれているだけで明確な認知はないと思いきや、『愚かな息子よ』『父上』つーて、あっ、そうなの??? わかってんの??? ってなりました。アイメリクが出奔もせず、自分の理想と乖離を認識したまま父親の元で働くことにしたのは、複雑な感情のもつれがありそうですね。

 1000年前に犯した罪を、子孫は引き継いで、ずっと償っていかねばならないものなのだろうか? という問いに対する明確な答えをわたしは持ってなくて、被害者側であれば怨恨が残る間は当然とするだろうし、加害者側であれば、時間が経って代が変われば変わるほどに、『自分自身には』関係ない、って思えてしまうよなあ、と。ただ、加害者側のわだかまりを解消するために、被害者側を抹殺してなかったことにすりゃいいか、っていうのは、強行すぎる。教皇なだけに(?)。

 

 話が変わりますが、わたしはFGOというゲームも嗜んでおります。ゲームの内容を専門家に語ってもらおう、というゲームさんぽというYouTube動画があるのですが、そこで、FGOに実装されているギリシャ英雄を、藤村シシンさんというギリシャ研究家のかたが解説するというシリーズがあるんですね。先日、オデュッセウス解説回が公開されたのですが、その中で、アキレウスオデュッセウスという英雄が好まれる時代というのがそれぞれにある、って話がありました。

 

www.youtube.com

 

 アキレウスは、全ては力で解決する!というタイプで、オデュッセウスは知略を巡らせて勝利する!というタイプ。アキレウスは戦争の際に好まれ、オデュッセウスは平和時に好まれるようなのです(そういう論文もあるそうで)。

 イシュガルドの状況下では、アキレウスタイプ、つまり暴力で全て解決する教皇の取る策は、支持されやすいのかな、とちょっと思ったのでした。差し迫って閉塞した状況は、なるはやで打開したいものだし。そういう意味で、教皇の取った道は、今までの教皇が『のらりくらりとなにもしてこなかった(歴史が分からんので、憶測ではありますが)』のに対し、革新的で、人民の為になると見える、のかもしれない。どうにかしなければという決意の元に、立ち上がった教皇なのかもしれない。

 まあでも、アシエンの手を取るのは悪手ですよ教皇

 

バヌバヌ族とヤグード

 バヌバヌ族。ヤグードの超ふとったやつ、って思ってたら、グンド部族ってのが出てきたので、ヤ○○○・グンド→ヤグード みたいな流れありそうだなって思いました。すらっとしたヤグード族好きだったんですが、どっしりしてしまったフォルムに、愛おしささえある。あと表現が詩的でとてもいい。ハカ的な踊りもよい。すき。

 蒼天で出てきた蛮族、割と友好的なので推せる。

 

蛮神とは

 結局、クリスタルの力を、人の祈りや願いによって変質させているだけ、って感じがするなあ。神下ろしされたものと、神そのものは違うものに思えた、っていうフレースヴェルグの話がありましたけど、円卓の騎士たちが始まりの十二騎士を下ろしてたりするの見ると、下ろす対象は、正直神でなくてもよいんだろうな……。

 『強い願いを向ける(信仰)対象である、ものすごい強大な力を持っている(とされる)何か(神や英雄)』でありさえすれば。

 

 てことは、ヒカセンも蛮神になる可能性があるねえ。